「リア充」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2019-07-28

「リア充」の意味とは

リア充とは、「現実の生活が充実している人」という意味です。2ちゃんねるなど電子掲示板などで使われていたネットスラングです。

リア充かどうかは、以下の有無で定義づけられる傾向があります。

・恋人の有無
・サークル活動や飲み会への参加の有無
・オタク以外の趣味の有無

リア充の派生として、以下のものがあります。

・非リア(充):現実の生活が充実していない人
・リア充爆発しろ:リア充の人に対して嫉妬と羨望を込めて非難するセリフ
・キョロ充実:人の目を気にするが自分はリア充だと思っている人

「リア充」の語源

リア充は、「リアル充実」の略称です。リアルとは現実の生活を意味します。2ちゃんねなどのネット上でヒマを持て余す人たちの間で広まったのが由来。

「リア充」の普及の背景

「リアルの世界が充実してる」人のことを2005年頃に匿名掲示板2ちゃんねるで「リアル充実組」と表現され、略して「リア充」と呼ばれるようになりました。
そこから徐々にTwitterなどのSNSでも使われだし、2011年には「女子中高生ケータイ流行語大賞」で金賞を受賞するほど若者の間に浸透していきました。

「リア充」の表現の広がり

元々は、ネットに入り浸っている状況とは対極の人への羨望や自虐といった意味をこめて使われていた表現で、1人でも友達がいたり、職場や学校などネット以外に自分の居場所がある人は「リア充」の対象になっていました。
しかし「リア充」という表現が世間に浸透するにつれて「友達が多い」「週末に遊びに行く場所がオシャレ」など、そのハードルは高くなっています。

「リア充」の特徴

現在「リア充」と呼ばれるのはこのような人達です。

  • 恋人や配偶者がいる
  • 家庭を築いている、もしくは家族との関係が良好である
  • 親友と呼べる友達がいたり、たくさんの友達に囲まれている
  • 学校、バイト、職場などネット以外の世界にコミュニティがあり楽しめている
  • 週末なども予定があり、外出が多い、などなど

基本的には「現実世界での人間関係が良好である」というのがリア充の定義といえます。
現在では人によってもリア充と呼べる基準は異なってきていますが、広く世間に浸透している「リア充」の意味は「恋人や配偶者がいる人」を指すことが多いです。

「リア充」を使う際の注意点

リア充はネット住民以外の使用頻度は高く、一般用語として浸透しているため、若い世代では問題なく使用できます。

「リア充」の例文・用例

たくさんの男女が楽しんでいる

リア充を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

・自分以外みんなリア充になってしまってツライ
・今彼女といるからリプ返遅れる…リア充でごめん

SNSでの「リア充」の使われ方

「リア充」の類義語

リア充の対義語は、「ネト充」です。

ネト充とは、インターネット上の性格が充実している状態、または人のことを意味するネットスラング(2ちゃんねる用語)です。

「リア充」の対義語・反意語

リア充の対義語・反意語はありませんでした