「ダウンシェープ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ダウンシェープ」の意味とは
ダウンシェープとは、ヘアスタイリングにおいてコームやブラシで髪の毛を下方向に梳かすテクニックのことです。
一般的に、頭の骨格に対して90度以下の角度に髪の毛を取り出してコーミングする時に用いられます。
ダウンシェープを行うことによって、毛束ごとにカットやパーマを施しやすくなります。
英語でシェープ(shape)は「形作る」を意味しますが、美容用語では「一定の方向に梳かすこと」を指します。
下方向(down)に梳いていくシェープであることから「ダウンシェープ」と呼ばれています。
また、ダウンシェープ時に取り出された毛束のことを「ダウンステム」と言います。
ちなみに、ダウンシェープのほかにも「アップシェープ」「Cシェープ」等があり、仕上がりの髪型に応じて使い分けられます。
ダウンシェープは他のシェープと比べて、カット時と仕上がり時との差異が少ないことから、初心者にも取り組みやすいテクニックとしても知られています。
ダウンシェープでカットする際にラインを綺麗に揃えるためには、根元からしっかりとコーミングすることが大切です。
また、コームの抜き出し方も重要で、手首に余計な動きを加えてしまうと、意図しないクセがついてしまう恐れもあります。
ウェット時には目立たないクセも乾いた時に出てくることがあるため注意が必要です。
「ダウンシェープ」が適しているヘアカットは?
ダウンシェープは主に以下のようなヘアカットで用いられやすいです。
・ワンレングス
・グラデーションカット
ワンレングスとは、髪の外側を長く、内側を短くカットすることです。
内側の短い髪の毛が、外側の長い髪の毛に覆い隠されるため、段差の無い均一な長さに見えます。
日本では80年代のバブル期に流行し、現在でも多くの女性に人気があります。
グラデーションカットとは、髪型の上下で緩やかな段差を付けるカットのことです。
主に毛束を平行に持ち上げて、頭部の上方の髪の毛を長めに、下方の髪を短めに切ることで仕上がり時に細かい段差をつけることができます。
ショートヘアやボブなど、ボリュームと丸みのある髪型に適しています。
「ダウンシェープ」以外のシェープ方法は?
前述したようにダウンシェープは「シェープ(一定方向に梳かすこと)」の一種類です。
他のシェープ方法として、主に以下の2種があります。
・アップシェープ
・Cシェープ
アップシェープとは、頭の骨格に対して垂直(または90度以上)に毛束を持ち上げて梳かすことです。
主にグラデーションカットやレイヤーカット等で多用される技術です。
Cシェープとは、アルファベットの「C」を描くようにコーミングすることです。
主にカーブのクセがついた髪型に仕上げたい時に用いられます。
「ダウンシェープ」の例文・用例
ダウンシェープを使った例文・用例を紹介します。
●ダウンシェープで毛束を整える。
●まずはダウンシェープでコーミングを練習してみよう。
SNSでの「ダウンシェープ」の使われ方
セルフカットはダウンシェープでカットしてるんだけどやっぱり持ち悪い。
— Kakeru Miyauchi【AL】 (@KakeruMiyauchi) May 24, 2019
次のDMM、SNIPSアカデミーから、シンプルなダウンシェープです。
今回は、フィニッシュワークと撮影のシーンもお届けします。 pic.twitter.com/4Xg7rTYoTI
— SNIPS由藤秀樹 (@yoshipuji) February 8, 2018
「ダウンシェープ」の類義語
ダウンシェープの類義語は、「シェープ」です。
シェープとは、一定の方向に毛束を梳かすことです。
ダウンシェープは、シェープの一種類です。
「ダウンシェープ」の対義語・反意語
ダウンシェープの対義語は、「アップシェープ」です。
アップシェープとは、頭の骨格に対して垂直、または90℃以上に毛束を持ち上げて梳かすことです。
これに対して、ダウンシェープは90℃以下に毛束を取り出して梳きます。