「ハリス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ハリス」の意味とは
ハリスとは、道糸と釣り針の間にある糸のことです。
道糸(※)よりも細く、切れやすいのが特徴です。
(※道糸:リールに巻かれている糸)
道糸よりも細いハリスは魚に見えにくいため、怪しまれずにターゲットのバイトを誘うことができます。
また、道糸ほど頑丈でないのは、針が障害物に引っ掛かった際にわざと先端部分を切って、残りの仕掛けを回収できるようにするためです。
ハリスのスペックは道糸と同様に、日本式の「号数」または西洋式の「lb(ポンド)」で表記されます。
ただし、号数は「太さ」を、lbは「耐荷重」を示していることに注意してください。
号数が大きい種類ほど強度があるとは限りません。
そのため、より細くて強度のあるPE(ポリエチレン)ライン等は、lbの数値を確認したほうが良いでしょう。
「ハリス」の種類
ハリスは主に以下の3種類が有名です。
・フロロカーボンライン
・ナイロンライン
・ポリエチレン(PE)
各種の詳細を説明します。
フロロカーボンライン
最も一般的なハリスは、フロロカーボンラインです。
摩耗しにくく頑丈で切れにくいと言われています。
また、ほとんど吸水しないため劣化の心配も少ないうえ、水中に沈みやすく仕掛けを素早く投入できます。
船釣りから投げ釣りまで、あらゆるシーンで活躍するハリスと言えます。
一方、結束強度が弱いため雑な結び方をすると、結び目から切れてしまう場合もあります。
とは言え、このような弱点は近年の製品改良によって改善されているようです。
ナイロンライン
ナイロンラインは、比較的安価で手に入れることができます。
また伸びが良いため、一度かかった魚が身切れしてしまう等のアクシデントを回避しやすいのが特徴です。
一方、フロロカーボンとは異なり、吸水しやすいため短期間で劣化してしまいます。
ポリエチレン(PE)
先に紹介したフロロカーボンとナイロンが一本のラインで作られているのに対して、4~8本の複数の糸を編み込んで作られているのがポリエチレンラインです。
英語では「Polyethylene」と表記し、略して「PEライン」とも言います。
伸張性が低い分、感度が高くなるため、アタリを取りやすいのが特徴です。
また、ナイロンラインと比べても2倍以上の強度があると言われています。
一方、摩耗しやすく結束部が切れる等の問題が懸念されています。
「ハリス」の例文・用例
ハリスを使った例文・用例を紹介します。
●ハリスにサルカンを結ぶ。
●ハリスが切れて仕掛けを喪失してしまった。
SNSでの「ハリス」の使われ方
今日のタックル紹介竿メバル船竿30号ヘビ革仕様ハリス2.5号完全落とし込みチョンチョン釣り pic.twitter.com/KaxBtNMU6d
— キチキチ (@I37G7XJlxY5Lw8C) June 18, 2022
早朝から針にハリスを結ぶ
老眼キツいので卓上ライト付きルーペを使用今日は小物釣り?には行かない
…行けない? pic.twitter.com/hEW4hvbuvn
— 常吉(ツネキチ)? (@naruchi0326) June 18, 2022
「ハリス」の類義語
ハリスの類義語は、「ライン」です。
ラインとは、釣り糸のことです。
ハリスはラインの一つです。
「ハリス」の対義語・反意語
ハリスの対義語・反意語はありませんでした。