「ゴト」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-04-08

「ゴト」の意味とは

ゴトとは、パチンコ玉やスロットのメダルを不正に手に入れる犯罪行為という意味です。
このようなゴト行為をはたらく人のことを「ゴト師」と呼びます。

「ゴト」の語源

ゴトの語源は、「仕事」です。
この場合の「仕事」とは、きちんと働いて報酬を得るということではなく、「悪事をしたり、たくらんだりすること。悪事をはたらく」という意味合いになります。

「ゴト」の手口

ゴトの代表的な手口をいくつかご紹介します。

糸付き玉ゴト

パチンコ玉に透明の糸をつけた状態で打ち、糸を持ってコントロールする。

磁石ゴト

磁石で玉を誘導する。対策として、近年はパチンコ台に磁石センサーがついています。

油ゴト

パチンコ玉に油やクリームを塗って滑りをよくし、大当たりを引きやすくする。

ドツキゴト

パチンコ台をどついて振動させることで、玉の動きを変える。

釘曲げゴト

何かしらのトラブルを装い、パチンコ店スタッフを呼び出し盤面のガラスを開けて対処している隙に入賞口などの釘を曲げる。

電波ゴト

パチスロのセンサーを電磁波によって誤作動させ大当たりに導く。
シールドガラスや電波探知機などの導入をしても、より高性能の電磁波が開発されてしまい、対処が難しいとされています。

クレマンゴト

パチスロで、メダルが入っていないのに入ったと誤検知させることでクレジットを満タン(クレマン)にし、不正に払い戻しを受ける。

このほかにも様々な手口があり、パチンコ・パチスロ店は新たな手口が発覚するたびにゴト行為が出来ないような対処を試みています。

「ゴト」の注意事項

ゴト行為はもちろん犯罪で、窃盗罪もしくは建造物侵入罪(不正行為目的のため入店したとされる場合)にあたるため、発覚した場合は処罰されます。
ゴト行為をはたらかないのはもちろん、不審な動きをしている人物がいたら店舗スタッフに報告することが大切です。

「ゴト」の例文・用例

ゴト

ゴトを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの人キョロキョロしてなんだか怪しいな。ゴト師じゃないかな?
ゴトを防ぐため、パチンコ台は日々進化しています。

SNSでの「ゴト」の使われ方