「藻穴」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「藻穴」の意味とは
藻穴とは、水面に出来る藻の隙間のことです。
「もあな」と読みます。
主に釣りで、藻が密生しているエリアにおいて、狙うべきポイントの一つとして考えられています。
「藻穴」に関連する釣り用語
藻穴と関連する釣り用語として、以下2点を挙げることができます。
・ウイード
・藻場
各用語について説明します。
ウイード
ウイードは、バスフィッシングにおける水生植物の総称です、
主に「クロモ」「カナダモ」「エビモ」等の種類があります。
クロモとは、全国の池や川に生息する多年草(※)です。
(※多年草:季節が変わっても枯れない植物のこと)
「黒い藻」が名前の由来と考えられていますが、実際は濃い緑色です。
6月から10月の間に花を咲かせます。
カナダモは、北米を起源とする多年草で、日本では北海道を除く湖沼や川に繁茂します。
汚れた水質や冷たい水温に耐えることができ、繁殖力が強い植物として知られています。
エビモは、全国の湖沼や川などに生息する多年草です。
曲がった葉がエビに似ていることからエビモと呼ばれています。
藻場
藻場は海藻が繁茂しているエリアのことです。
「もば」と呼びます。
藻場は、構成されている種類によって以下のように分類されます。
・アマモ場
・ガラモ場
・アラメ場
・カジメ場
・コンブ場
・ワカメ場
一般的に内湾や入り江などにアマモ場が、岩礁などにガラモ場、アラメ場、ガジメ場が形成されやすいです。
藻場はメバリングにうってつけのエリアとして知られています。
メバリングとは、メバルをワームやプラグ等のルアーで釣ることです。
藻場はメバルの産卵する場所なので、時期によって抱卵個体を多く釣りあげることができます。
「藻穴」以外で「穴」が付く釣り用語
藻穴以外で「穴」が付く釣り用語として「穴釣り」があります。
穴釣りには、以下2種類があります。
・氷上における穴釣り
・テトラポットにおける穴釣り
各種類について説明します。
氷上における穴釣り
凍った湖に穴を開けて主にワカサギを釣ることを「穴釣り」と言います。
穴釣りのシーズンにおいて、ワカサギは湖底近くを回遊していることが多く、オモリを付けて底層エリアを狙うのが基本です。
一般的に「タタキ釣り」と呼ばれる、小刻みに上下動させるテクニックを用いることで、ワカサギの関心を引き寄せることができます。
テトラポットにおける穴釣り
季節を問わず、テトラポットや波消しブロックの隙間にキャストする釣法もまた「穴釣り」と呼ばれています。
堤防の周辺に配置されているテトラポットなどのブロックは、魚の住処になりやすく、良い釣果を期待できるポイントの一つです。
整然と並べられているエリアよりも、雑然と積み上げられたエリアのほうが魚が近づきやすいと言われています。
「藻穴」の例文・用例
藻穴を使った例文・用例を紹介します。
●藻穴が狙い目だ。
●藻穴が無いほど繁茂している。
SNSでの「藻穴」の使われ方
昼休み10分フライ
肌寒いピーカンの今日は、ドロッパーで沖目の藻穴狙いで5バイト3ギル?
【29ギル/15日目】 pic.twitter.com/ExcMQeQvrS
— 新谷一大@こものつり通信 (@mamesan2019) April 27, 2021
先週より、菱藻も、かなり生えてました。
藻穴を見つけ、トータル3本とりました。
04迄は捕れましたが夜中、ドシャローに居たテンマル後半喰わなかったなぁ。次回は来年。来週から、奥琵琶湖復帰戦。 pic.twitter.com/GkbKfEewdK— Toshiaki M (@complex09273720) June 5, 2022
「藻穴」の類義語
藻穴の類義語はありませんでした。
「藻穴」の対義語・反意語
藻穴の対義語・反意語はありませんでした。