「トンデモ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「トンデモ」の意味とは

トンデモとは、現実や常識から逸脱した内容や主張などを指す言葉です。「トンデモ本」「トンデモ説」「トンデモ物件」のように、「トンデモ」を名詞の前に付けて用いられることが多いです。
また、「とても」のように程度を強調するときにも使われます。

「トンデモ」の語源

「トンデモ」は「とても考えられない」を表す「とんでもない」を略した表現です。

「トンデモ」の発祥

藤倉珊が自らの著したエッセイ集で提唱した言葉「トンデモ本」が「トンデモ」の発端とされています。その中で、横田順彌の「日本SFこてん古典」に登場するような「奇書」を「トンデモ本」という概念で表しました。これは、著者の無知や勘違い、誤解や妄想などの要素から、常識を逸脱した凄まじくおかしな内容になった本のことで、藤倉珊は「著者が意図したものとは異なる視点で楽しめるもの」と定義しました。
山本弘をはじめとするトンデモ本の愛好者たちが、世間のトンデモ本やトンデモ物件を品評することを目的とする「と学会」を発足して「トンデモ本」を広めていった事で「トンデモ本」は定着していくようになりました。

「トンデモ」の例文・用例

トンデモ

トンデモを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの人借りたランチ代1ヶ月も返さないなんて、いくらなんでもトンデモすぎじゃない?
●実は内覧した家がトンデモ物件だったの!

SNSでの「トンデモ」の使われ方

「トンデモ」の類義語

トンデモの類義語は「とんでもない(こと)」、「あり得ない(こと)」などです。意味はいずれも「トンデモ」と同じです。

「トンデモ」の対義語・反意語

トンデモの対義語・反意語はありませんでした。