「たたき台」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「たたき台」の意味とは

たたき台とは、原案、試案、草案という意味です。


アイデアを具体的な形にする前の資料であり、企画の詳細を作って行く過程で、概要を示すものがたたき台となります。

「たたき台」の語源

たたき台の語源は、昔鍛冶屋が使っていた「敲き台」です。


敲き台は、熱し柔らかくなった鉄を敲く台のことで、製品を作るためにはなくてはならないもので、そこから転じ、「たたき台」として、広く使われるようになりました。

「たたき台」の注意事項

たたき台は、あくまで社内で使う言葉です。
取引先には、「草案」「試案」などの表現を用いましょう。
たたき台を作ってもらう時には、併せて企画の趣旨や具体的な指示をします。
また、もう一度案を練り直す場合を除いては、すでに進行している企画に対してたたき台という言葉は使いません。

「たたき台」の例文・用例

たたき台を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼女の作ったたたき台をもとに、企画を進めていきましょう。
●このレベルでは、まだまだたたき台の段階と言われても仕方がないよ。

SNSでの「たたき台」の使われ方

「たたき台」の類義語

たたき台の類義語は「草案」「試案」「原案」「ドラフト」「アウトライン」などです。
意味は「たたき台」と同じですが、社外の人に対しては、上記のような言葉を用いるようにしましょう。

「たたき台」の対義語・反意語

たたき台の対義語・反意語は「「成案」「具体案」です。
完成した案のことを言います。