「Ponanza」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-01-11

「Ponanza」の意味とは

Ponanzaとは、山本一成氏が開発した、AIのコンピューター将棋ソフトウェアの名称です。

「Ponanza」の語源

Ponanzaの名称の由来は、保木邦仁氏が開発したコンピューター将棋プログラムの名称である「Bonanza」からきています。ソースコードが公開されており、Bonanzaを元にして作られる将棋ソフトウェア(Bonanzaチルドレン)が数多く開発され、Ponanzaもそのうちのひとつです。

「Ponanza」が強くなるまで

Ponanzaはメイン開発者の山本一成氏が東京大学将棋部に在籍中に開発したソフトウェアで、共同開発者には下山晃氏や大渡勝己氏が挙げられます。

2009年に第19回世界コンピュータ将棋選手権に初出場しましたがこちらは予選で敗退しています。
しかし2011年の同大会では決勝リーグに進出し、2013年11月に第1回将棋電王トーナメント優勝、2015年にはかつて予選敗退した第25回世界コンピュータ将棋選手権で優勝するほどの強豪ソフトとなりました。
将棋電王トーナメントとは、後述の「将棋電王戦」に出場するためのソフトを選抜する試合のことを指します。第3回将棋電王戦からはこのトーナメントがソフトの選抜方式として採用されています。

「Ponanza」の実績

株式会社ドワンゴが主催する「将棋電王戦」とは、プロ棋士とコンピュータ将棋ソフトウェアが対決する非公式の棋戦のことです。
2013年3月に行われた第2回将棋電王戦の第2局において佐藤慎一四段との対戦で勝利し、史上初めて現役のプロ棋士に平手(ハンデなし)で勝利した将棋ソフトして認められます。

2017年に最後の開催として行われた第2期電王戦では、佐藤天彦名人に2連勝して優勝しました。
同年の第5回将棋電王トーナメントでは3位となり、これをもってPonanzaの事実上の引退を開発者の山本氏が宣言しています。

現在では、ローソンのLINE公式アカウントでPonanzaを搭載したキャラと対局ができるようになっています。

「Ponanza」の例文・用例

ponanza

Ponanzaを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

Ponanzaがコンピューター将棋の可能性に与えた影響は計り知れないよね。
Ponanzaはプロ棋士にも勝つくらいだから、本当に強いよね。

SNSでの「Ponanza」の使われ方

「Ponanza」の類義語

Ponanzaの類義語はありませんでした。

「Ponanza」の対義語・反意語

Ponanzaの対義語・反意語はありませんでした。